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子供と読みたい本 [我が家の本棚]

すっかり開店休業になってしまっていたこのブログですが、またぼちぼち書いていこうと思います。

皆さんは本は読みますか?
私は昔は「本の虫」で、図書室で片っ端から本を読みあさりましたが、
最近はいわゆる「How to  本」つまり、「~する方法」的な実用書ばかり読んでいて、
あまり小説は読まなくなってしまいました。
小説を読み始めるとほかのことが何も手につかなくなるからです。

我が家の息子たちは、本は読む方ではないかと思います。
特に長男・ロボは文庫本を持ち歩いてよく読んでいます。
最近は、江戸川乱歩シリーズなどがお気に入りのようです。

最近本屋さんでたまたま手に取った本で、お薦めの本があります。
日野原重明先生の「十歳のきみへ―九十五歳のわたしから」という本です。
日野原先生は、この本を書いた当時は九十五歳、現在はもう九十八歳くらいになっているはずですが
現在も医師として現役で活動されている方なのです。
「十歳のきみへ―九十五歳のわたしから」は、先生が子供たちに伝えたいことを書いてある本なのですが、
子供たちだけでなく、その親世代の我々が読むのにふさわしい本だと感じました。

子供たちへのメッセージなので、わかりやすい文章で書いてありますが、
とても深い内容です。かといって説教くさくない。
寿命って?家族って?

寿命って、なんとなく「削っていく」、だんだん残りが少なくなるイメージで、
年をとったら残りわずかになって恐怖感がつのるのでは?と思っていたのですが、
日野原先生は『大きなからっぽのうつわにせいいっぱい生きた一瞬一瞬をつめこんでいく』
と書いています。削るのとは全く反対でポジティブですね。

10歳の子供たちにとっては、もしかしたらこの本の文章自体は平易だけれど、
書いてあることがピンとこないかも知れません。
今の子供たちは、身体は大きいけれど、常に大切に守られていて、自分で考え、行動することが少なくなっている気がします。だから、意外と精神的には子供っぽいところがありますね。
だから、小学生なら親子で、独りでなら中学生くらいになってから読むのもいいと思います。



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